2001年に刊行された本の、2017年の再刊行版。多少の追記はあるものの、基本的には2001年と内容は変わっていない。
元々2001年のオリジナルも持っていたけど、アルバムのリイシューを思わず買ってしまうのと同じ気持ちで2017年版を購入。
前半はディスコ・ハウスの誕生からの歴史が語られ、後半はデトロイト・テクノの誕生から、それが評価され、広がっていく様子のドキュメンタリー。
90年代の前半から中頃にかけての、毎月のように「今まで聴いたもないような音」がテクノというフォーマットでリリースされてクラブでかかっていたあの頃の感じを知る人のための本であり、未来の人への本。
本当に残念なのは、ここで語られているUnderground Resitanceなど、音楽配信サービスには全然揃っていない、というところか。
幸運にも現地で聴くことができた、Metamorphose 05でのGalaxy2Galaxyのライブは、本当に素晴らしかった